【ボート】オーシャンカップカウントダウンコラム6

 「オーシャンカップ・SG」(12日開幕、まるがめ)

 重成一人が地元で悲願のSG初制覇へ突き進む。「まるがめはどこよりも走っている」という言葉通り、これまで1025走と今回の出場選手の中では最も多くまるがめでのレースを経験している。G1・11回を含む優出49回で、優勝は13回(うちG1・3勝)。地元水面は隅から隅まで知り尽くしている。「整備でエンジンが生まれ変わるイメージはない。素性が大事。回り足の引き出し方は何となく分かっている」と調整法も万全だ。

 昨年8月の住之江から優勝がなく、ここ数カ月はなかなか流れに乗れていない。「(地元なので)やらないといけないという使命感よりも、リズムが悪いので不安の方が大きい」とトーンは控えめ。それでも、昨年暮れのグランプリシリーズで優出(2着)するなど底力を秘めているのは間違いない。

 まるがめでは来年8月にSGメモリアルが開催されることが決まったが、今の重成には目前のオーシャンカップしか見えていない。「地元SGはこれが最後になるかもしれない。減量していく」。並々ならぬ決意で臨むつもりだ。

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