【競輪】スピードスケート出身の梅川風子がデビュー2戦目で1着

 「F2・やきとりおおしば杯」(4日、京王閣)

 112期の卒業記念レースを優勝した梅川風子(26)=東京・112期・L1=が、京王閣競輪2日目6Rで行われたガールズケイリン予選2でデビュー初勝利を挙げて、決勝進出を決めた。

 レースは打鐘で矢野光世が前に出ると、その上をたたいて先行勝負。ペースをつかんでグングン加速していくと、直線までスピードは衰えず、後続を振り切り1着でゴール。2012年に行われた第32回全日本学生スピードスケート選手権の500メートルで優勝。自慢の脚力を存分にアピールしてみせた。

 「逃げ切れてよかったです。前半のレースで同期の111期(男子)が気持ちの入ったレースをしていた。自分も勇気をもらったし、そのおかげで逃げ切れました」と笑顔がはじけた。

 5日9Rで行われる決勝戦は、昨年8月のガールズケイリンコレクションを優勝した高木真備が強敵になる。「積極的なレースをしたい」と気合を入れていた。

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