【競輪】長島が記念初V 平原は落車、稲垣は失格

 「中野カップレース・G3」(2日、久留米)

 最終日の12Rで決勝戦が争われ、長島大介(28)=栃木・96期・S1=がG3初優勝を果たした。人気を集めた平原康多は打鐘4角過ぎに、蛇行した稲垣裕之と接触して落車。最終3角番手まくりで抜け出した長島を、稲垣はゴール前で差したが失格。長島が繰り上がりで優勝となった。

 長島が2回目の記念優出で初優勝を決めた。準決勝は山岸佳太の先行を番手まくりで1着。決勝は横山尚則の積極駆けに乗って番手発進。「今場所はとにかく、後輩の頑張りに尽きる」と感謝した。一方で、2日目の優秀レースは自らが平原と後閑信一をけん引して、2人のワンツーにつなげた。山岸も横山も、その姿が脳裏に焼きついていたはずだ。 レース後は、「稲垣さんにかわされたのは分かった。『ああ~』って思いました」と苦笑い。それでも、優勝賞金が入った封筒を手にすれば「重たい。すごいですね。勝ったんですね」と喜びをかみしめていた。

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