【POG】チクタクボンボン可能性は無限大 母は秋華賞馬ティコティコタック

 「新馬戦」(24日、函館)

 00年秋華賞馬ティコティコタックが18歳時に出産したチクタクボンボン(牝、父ゴールドアリュール、美浦・斎藤誠)が、24日の函館5R(芝1200メートル)で吉田隼を背にデビュー。母譲りの栗毛の馬体で注目を集める一頭だ。斎藤誠師は「母とは違い、この馬は見るからに短距離馬の体形。いいスピードがあって気性も前向きです」と好感触を伝える。

 入厩してから1カ月間乗り込みを続け、18日の美浦Wで4F52秒1-12秒7をマーク。実質的な最終追い切りを完了した。函館競馬場入りは21日。磐井助手は「到着後も環境の変化に動じることなく落ち着いています。馬体重は470キロくらい。素軽い走りをしますよ」とうなずく。父系的にダートも走れる血統だけに、将来の可能性は無限大。まずは初戦突破で夢をつなげる。

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