【宝塚記念展望】キタサンブラック“春の古馬三冠”完全制覇なるか

 「宝塚記念・G1」(25日・阪神)

 2年連続でファン投票1位のキタサンブラックが、グランプリ初Vに向けて視界良好だ。今年は大阪杯、天皇賞・春とG1を連勝。1週前リハでは、栗東CWの3頭併せで貫禄の最先着を決め、清水久師は「何もかも予定通りです」と力強い。「去年は3着。厳しい展開や緩い馬場を考えればよく頑張ったが、悔しさが大きかった。昨年と違ってパワーアップした。勝ちたいです」と意欲的だ。

 昨年の香港ヴァーズの覇者サトノクラウンは、国内G1初Vを目指す。1週前デモは美浦Wで併せた僚馬に遅れたが、森助手は「時計は出たし、負荷もかかっている。いい調整ができた」と感触は悪くない。大阪杯では6着に敗退。今度こそ真の力を見せたい。

 天皇賞・春2着のシュヴァルグランも、虎視たんたんと逆転を狙う。疲れがあった昨年9着時と違い、心身の充実ぶりは際立っており、チャンスは十分だ。15年有馬記念の覇者ゴールドアクターも、ここに照準を絞って仕上がりは上々。G1・2勝馬ミッキークイーンや、伸び盛りの4歳世代シャケトラ、ミッキーロケット、レインボーラインも、大一番での一発を狙う。

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