【ボート】美女ルーキー安井瑞紀は6着デビュー 「外から強気に攻めるレースしたい」

120期の秦直也(左)と安井瑞紀
2枚

「マクール杯」(11日・児島ボート)

 11日に開幕した児島ボートの一般戦で岡山支部の120期生2人がデビュー。1Rで秦直也(25)、2Rで安井瑞紀(24)がボートレーサーとしての第一歩を踏み出した。両者ともに「まずは無事故完走」を目標に掲げて1走目に臨み、秦は6コースからコンマ15、安井は同じく大外からコンマ14のスタート(S)。ともに6着だったが、Sはきっちり決めて無事に走り終えた。

 秦は中国電力で6年間のサラリーマン生活を送り、勝負の世界に転身。安井は立命館大女子陸上部主将を務めた経歴の持ち主。陸上から水上へ戦いの場を移したことで話題を集めた。

 7R発売中に場内のガァ~コステージで行われた新人紹介式には、地元テレビ局も取材に駆け付けて華やかなムード。注目を集める安井の横で、社会人経験を積んだ秦はどっしり落ち着いた表情。「まず減量が課題。3月の匠シリーズで45歳以上の方々の姿を見て、自分も40歳、50歳まで走り続けることのできる息の長い選手になりたい」と応援に駆け付けた会社の先輩たちに力強く誓った。

 たくさんの花束を抱えた安井は「大学時代に、テレビ番組で紹介されていた薮内瑞希(岡山)さんの姿を見て、ボートレーサーになろうと決めた。やまと(学校)の研修で、お世話になった遠藤エミ(滋賀)さんが目標。ボートは男女が一緒に戦える競技。私も外から外を強気に攻めるレースで、いつか大きなレースで遠藤さんと対戦したい」と大きな目をキラキラと輝かせた。

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