【ボート】桐生のスピードに期待 同じ瀬戸内の児島でSG制覇

 「宮島チャンピオンカップ・G1」(11日開幕、宮島)

 3月のSG・クラシック(児島)を制した桐生順平をはじめ、優出6人がすべて集結する。桐生が宮島にやってきた回数は、あまり多くない。宮島チャンピオンカップは初登場で、前回の当地参戦は15年のSG・グランドチャンピオン。その前となると、優勝した13年4月新鋭リーグまでさかのぼらなければならない。

 「宮島は印象ないなぁ…。海水っていうことくらい。全然、走ってないですもんね」。だが、長らく宮島で見続けている地元ファンの記憶には、桐生の姿はハッキリあるはずだ。11年新鋭王座決定戦。ここがG1初登場だった桐生は、たぐいまれな旋回力でいきなり予選トップ通過を果たす。準優で4着に敗れたが、残したインパクトは強烈。近い将来のSG戴冠を予感させる走りを、しっかり見せていた。

 ホームの戸田が淡水面ということもあり、実は海水面にはあまりいい印象を持っていない。そんな中でも、同じ瀬戸内が舞台の児島でSGを制した。慣れない水面でも、臆することはない。「自分のやるべきことをやるだけ」。宮島でも淡々と、ファンの目を引くスピード戦を見せてくれるに違いない。

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