日曜中山“この馬は消さないで”

 【中山11R・カデナ】百日草特別でアドマイヤミヤビに敗れ、弥生賞の遅い勝ち時計が印象を悪くしているものの、それが3歳牡馬のレベルの低さと割り切ればいいだけのこと。5戦連続で上がり1位を記録するのは並みの馬ではできない芸当で、この馬には余力を残したままポジションアップできるギアもある。先週の雨で例年以上に荒れている中山最終週の芝状態、流れが速くなりそうなメンバー攻勢と、外差しが決まる舞台は整った。皐月賞2着4回の福永が、今度こそ悲願のタイトルを手に入れる。

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