【皐月賞】レイデオロ操縦性UP!無傷4連勝での戴冠へ順調な調整ぶり
「皐月賞・G1」(4月16日、中山)
“真打ち”が順調に調教ピッチを上げている。昨年末のホープフルS(1着)からぶっつけで挑むレイデオロは29日、美浦Wで併せ馬。ラユロット(3歳500万下)を4馬身追走の形から、余力残しで1馬身遅れのフィニッシュ。タイムは5F69秒5-39秒7-12秒9。派手な時計こそ出さなかったものの、今回の休養で操縦性を増した様子が伝わってくる。
動きを見届けた藤沢和師は「まだ馬体に余裕はあるけど、本番まであと2週あるから。走るのが好きな馬。無理して攻めなくても、勝手に良くなっていくよ」と穏やかな表情を浮かべる。デビューから3戦全てでメンバー最速の上がり3Fの末脚を繰り出し、勝利を収めてきた。無傷4連勝での戴冠に向け、さらに牙を研ぎ澄ましていく。