【競輪】109期生ルーキーチャンピオンは酒井拳蔵 3角まくり追い込みでVゴール

109期生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)を制した酒井拳蔵
2枚

 「蒲生氏郷杯王座競輪・G3」(28日、松阪)

 最終日(28日)9Rで「109期生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)」が行われ、酒井拳蔵(21)=大阪・A2=が1着。勝負どころでうまく4番手へ追い上げ、最終3角からのまくり追い込みでVゴールを決めた。打鐘3角過ぎ先行の竹内翼(広島)に乗った瓜生崇智(熊本)が2着に入り、最終3角から外を踏んで伸びた太田竜馬(徳島)は3着だった。

 酒井は「オッズを見たら僕から堀(僚介)君が売れてなくて…」とレース前に人気のなさを確認したうえ、発走台についたときも「左右(1、3番車)ともS級のレーサーパンツで戸惑いました」と話した。だが、競走になるとS級選手以上のさばきを披露して、うまく4番手を奪取。最終3角から外を踏んで、先頭でゴールを駆け抜けた。

 前日に「内容より結果」と言っていた酒井。検車場に引き揚げて「レース運びは最悪でしたね」と反省したが、前日の言葉通りに結果は最高。しかも、卒業記念レースを制した太田を倒しての優勝に「やっと勝てました」とニンマリ。続けて「うれしいですね」とガッツポーズで写真撮影に応じた。

 同期で3人(太田、竹内、島川将貴)がすでにS級昇格。「今の脚力ではS級で通用しないと思うので、あせらず地力をつけてからS級に上がりたいです」と酒井は今後の抱負を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス