土曜阪神の危険な人気馬

 〈阪神9R・タニノアーバンシー〉前走はハナを奪って逃げ切り勝ち。ただ、今年の阪神開催で6鞍行われた芝1800メートルのうち、3F通過の36秒7は最も遅いラップ。勝ち時計も前日に行われた未勝利の時計よりも0秒1遅く、5位に当たるものだ。ウオッカの子だけに、今回も注目を集めそうなムードだが、恵まれた印象は否めず、連勝するのは簡単じゃない。

 〈阪神11R・アダムバローズ〉前走がマイペースの逃げ。ペースも遅く、逃げたこの馬と2番手の馬でワンツーと隊列のまま決着した一戦だった。5頭立てという少頭数もハマった印象だ。ここは同型タガノアシュラがおり、前走のような展開は望めない。メンバー最多の3勝馬だが、手を出しづらい。

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