【ボート】クラシックカウントダウンコラム4

 「ボートレースクラシック・SG」(15日開幕、児島)

 今大会の女子の出場選手は海野ゆかり、長嶋万記、松本晶恵の3人。SG出場回数は海野が24回目、長嶋、松本はともに2回目となっている。

 中でも昨年末のクイーンズクライマックス(平和島)を制した松本の充実ぶりが光っている。2月G1・関東地区選(桐生)では惜しくも準優3着。男子の一線級が相手でも引けを取らないことを証明した。新設された第1回レディースオールスター(宮島)でも優勝戦3着に入り、すっかり安定感を身につけた。

 松本が躍進を遂げた大きな要因は、SG初出場となった昨年のグランプリシリーズ(住之江)。トップレーサーの走り、整備、ペラ調整を目の当たりにして、大きな刺激を受けた。

 松本にとって今回のクラシックは2回目のSG挑戦。今度は“賞金女王”の看板を得ての登場だ。「SGでも結果が残せるように頑張りたい」。手応えとともにタイトルを加えた今の松本なら、大いに活躍が期待できる。

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