【競輪】中川誠一郎が日本選手権祝賀会で感謝 ウィナーズカップ出場目指す

第70回日本選手権優勝の祝賀会であいさつする中川誠一郎
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 昨年5月の日本選手権競輪(静岡)でG1初制覇した中川誠一郎(37)=熊本・85期・SS=の祝賀会が24日、熊本市内のホテルでファン、関係者など約150人を集めて行われた。

 同県の合志正臣、松岡貴久、松川高大や、大塚健一郎(大分)、荒井崇博(佐賀)ら選手仲間も出席。

 乾杯前のあいさつで中川は「(これまで)オリンピック出場の壮行会(ロンドン、リオ)や、アジア大会で(金)メダルを獲らせてもらい、このような会を開いていただいたが、ようやく本業の競輪でG1を獲ることができて、このような会ができたのが本当にうれしいです」と感謝を口にした。

 熊本地震で被災した地元の話題にも触れ、「復興は進んでいるが、競輪選手にとって復興が終わるのは、熊本競輪場が復活して、そこで走ること。それまで頑張るので応援してください」と話すと、場内から大歓声を浴びていた。

 2日の奈良記念初日に落車して右鎖骨を骨折。「6日に手術して20日から練習を再開。ウィナーズカップ(3月17~20日・高松)に間に合うように練習している」と現状を説明した。

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