【競輪】武田、地元Vならずもサバサバ「参った」平原を絶賛

 「全日本選抜競輪・G1」(19日、取手)

 自在に立ち回った平原康多(34)=埼玉・87期・SS=が直線で鋭く抜け出し、昨年11月の競輪祭に続いてG1連覇を達成した。

 地元の武田豊樹(43)=茨城・88期・SS=は惜しくも2着。検車場に引き揚げての第一声は「いやー、参った」と平原に脱帽した。「平原君がいいレースをしてくれたら、僕もチャンスがあると思っていましたからね。でも、思ったほど脚がたまらなかった。今は『おめでとう』という気持ちでいっぱいです」。地元バンクで優勝できなかった悔しさより、勝者の平原を絶賛していた。

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