【競輪】全日本選抜で平原康多が7回目のG1優勝 今年のグランプリ出走権獲得

茨城ゴールデンゴールズ選手兼任監督の片岡安祐美(左)から花束で祝福される平原康多=取手競輪場(撮影・出月俊成)
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 「全日本選抜競輪・G1」(19日、取手)

 11Rで決勝戦が行われ、平原康多(34)=埼玉・87期・SS=が直線で鋭脚を繰り出して1着。昨年11月の競輪祭(小倉)以来、通算7回目のG1優勝を飾った。

 レースは周回中7番手の三谷竜生(奈良)が打鐘で先行態勢に入る。正攻法の平原はインで粘って、三谷の番手を稲垣裕之(京都)と競り合う。9番手に下げて脚をためていた新田祐大(福島)が最終1角からまくり上げる。バックで出切ると稲垣に競り勝った平原は新田を追走。直線で伸びて先頭でゴールした。平原マークの武田豊樹(茨城)が2着、まくり切った新田は3着だった。

 ヒーローの平原は「単騎が多いので(正攻法から)中途半端に引くとチャンスがないと思った。稲垣さんと戦って消耗しましたけど…」と激戦を振り返った。「地元の武田さんが後ろでプレッシャーはあったけど、それがいいレースにつながったかも。昨年は悪かったので、今年はいいスタートが切れて、本当に良かったです」と笑顔で語った。

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