【ボート】徳島勢の主役は田村 香川勢は重成がタイトル奪還狙う

 「四国地区選手権・G1」(19日開幕、鳴門)

 約2年間の護岸工事と施設改善を終えて、昨年4月末に再開した鳴門ボート。4年ぶりの地区選開催となれば、地元勢が燃えないわけがない。

 その徳島勢の主役は田村だ。昨年の優勝は7月三国のみ。苦しい1年となったが、今期勝率は6・97とハイレベル。昨年末に切ったFは痛いが、地元水面だけに気迫の攻めで09年以来の四国王者へ駆け上がる。

 充実ぶりでは林も目立つ。特に地元の鳴門では、昨年から今年の正月開催まで5節出場して3優出、V2と荒稼ぎ。しかも、インでは負けなしと鉄壁の安定感を誇る。堅実な走りで10年まるがめでの地区選以来となるG1制覇を狙う。

 ほかの徳島勢では10年鳴門、14年まるがめ以来3回目の地区選Vを狙う興津強力。市橋は15年の地区選以来、自身2回目のG1Vを目指す。

 遠征する香川勢は重成がエース格。昨年は5月尼崎のオールスターで優出2着など、悲願のSG戴冠まであと一歩まで迫り、年末のグランプリに出場と活躍。08年以来の地区選タイトル奪還へ快速を発揮する。

 森高は昨年4月の尼崎以降は優勝に届かない状況だが、コンスタントに優出。闘志を前面に出した走りで、初の地区選Vを狙う。

 ほかの香川勢では昨年に念願のG1制覇を果たした村越、抜群のS力を誇る中岡もV争いに加わる。

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