「３歳新馬」（１２日、京都）

　３番人気のテーオーフォルテ（牡、父ハービンジャー、栗東・藤岡）が決め手を発揮して、芝１８００メートルのデビュー戦を快勝した。道中は先行馬群の真ん中で末脚を温存。４コーナーでいったん後ろに下げて外へ。直線では徐々に前との差を詰めて、残り１Ｆから一気に脚を伸ばして突き抜けた。勝ちタイムは１分５１秒０。騎乗した城戸義政騎手は「スタートは良かったですが、フワフワしていたのでハナへは行きませんでした。外に出してからの反応は攻め通り。距離もこれくらいがいいですね。まだ遊びながらでしたし、これから良くなってくると思います」と伸びしろを強調した。

　なお、３／４馬身差の２着は大外から勝ち馬とともに伸びた８番人気のハートクレスト。単勝１・７倍の１番人気ソレイユドパリはさらに半馬身差の３着。３番手から最内を突いて先頭に立ったが、最後に上位２頭に屈した。