【ボート】埼玉の桐生、連覇に照準「桐生大好き」相性抜群

 「関東地区選手権・G1」(12日開幕、桐生)

 G1第62回関東地区選手権が、ボートレース桐生で12日から6日間の日程で開催される。地元の群馬(桐生)が東京(平和島、多摩川、江戸川)、埼玉(戸田)を迎え撃つ。3支部による激しく熱いバトルが展開されそうだ。

 昨年覇者の桐生順平(埼玉)が最高のムードで連覇に挑む。「連覇に挑めるのは僕だけですから」。昨年(多摩川)はG1復帰戦。今年は地元・戸田周年を初制覇しての登場でリズムは断然上だ。

 戦前から、かなり前向きな桐生。その裏付けとなるのが、水面相性だ。デビューからの通算勝率は7・70のハイスコア。過去5年の11節でみても、7優出V3の固め打ち。予選落ちは昨年メモリアル1度しかない。13年6月周年記念では、G1初優出を決めている。

 「桐生は大好き。成績を残せているのはもちろん、桐生でペラの方向性をつかむことが多いんですよね。だから桐生を走ったあとは、リズムが上向きになるんですよ」。

 確かに昨年、桐生で走った直後の節で成績を落としたことは一度もない。地区選Vは、直前の当地一般戦Vからつなげたもの。4月ダイヤモンドCは優出5着だったが、次の三国周年は優出4着。6月周年は準優5着で、そこからグラチャン(蒲郡)に転戦して同じく準優5着だった。

 結果も残せて、リズムアップにも直結。自身の名字と同じ水面は、桐生にとって絶好の栄養剤だ。今節も連覇はもちろん、記念戦線を戦い抜く上で大切なものを与えてくれるに違いない。

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