【東海S】ピオネロ躍動 松永幹師「いい競馬をしてフェブラリーSへ」

 「東海S・G2」(22日、中京)

 黒いシャドーロールを揺らして躍動した。4カ月ぶりの実戦に臨むピオネロは18日、栗東CWで単走。ラスト1F13秒2を要した1週前調教の段階ではやや重さを感じたが、今週のアクションはストレスフリー。力感と鋭さを伝えて、しっかりとはじけた。

 6F83秒0-38秒9-12秒3に、松永幹師は「予定通り単走でビシッと。いい動きをしてくれたと思います」と納得の表情。臨戦態勢は整ったと判断していい。

 芝からダートに路線を変更したのは昨夏のこと。白川郷S-BSN賞と連勝を飾り、続くシリウスSでも首位争いを演じて見せた。「前回の3着馬(アポロケンタッキー)はG1(東京大賞典)を勝っていますから。左回りで結果を出してくれていますし、いい競馬をしてフェブラリーSに行きたいですね」と師は意気込む。中京の千八ダートは白川郷Sで攻略済み。ターニングポイントとなった舞台で、ステップアップを果たす。

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