【ボート】1億円エンジンでデビュー初1着飾る
「第55回全大阪王将戦」(6日、住之江ボート)
“1億円エンジン”を味方につけた昨年11月デビューの中村魁生(18)=大阪・119期・B2=が、5日目第1Rでうれしい初勝利を飾った。
レースは絶好の展開となった1周1Mを、大外6コースから冷静に差した中村が、バックで先頭に躍り出た。しかし、2Mで逆転を許してしまい万事休すかと思われたが、2周1Mで再逆転に成功。そのままトップでゴールを駆け抜けた。
デビュー23走目での勝利に「いつも(1着を)取りたいと思っていた。(デビュー)3節目で取れて良かったです。同期でも一番ですしね」と、まだ初々しいその表情に、満面の笑みを浮かべ喜んだ。
19号機は、昨年12月の「SG・グランプリ」で瓜生正義が優勝し、優勝賞金1億円を獲得した時のエンジン。