【ボート】GP&QCカウントダウンコラム17

 「グランプリ・SG」(20日開幕、住之江)

 本命は賞金ランク1位で乗り込む石野だ。今年はエンジンの抽選運が良かったこともあるが、仕上がれば快速仕立てと機力出しは抜群。地元でもあり調整面でもアドバンテージがあるとみる。今年SGV1、G1V2と充実度が光る菊地は住之江での実績のなさがどうか。水面との相性を考慮すると松井に利がある。史上初のグランプリV4へ挑戦する。

 グランプリV実績のある山崎、井口、池田、太田、辻が経験を生かすシーンも十分。初出場の平本、篠崎仁は平常心で臨めるかが大きなポイントとなる。

  ◇  ◇

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)

 11月のレディースチャレンジカップを制した遠藤が中心だ。ここを制して女子No.1の地位を確固たるものとしたい。課題があるとすれば平和島での実績が乏しい点くらいか。寺田は平和島での9月オールレディースを優勝しているのは大きい。長嶋は平和島では3優出の実績があるが、2回続けて優勝戦1号艇で勝ち切れなかった。ただ、今年V5と好調で満を持して臨む。

 充実ぶりなら小野。ダッシュが利く平和島は合いそうだ。日高、山川のベテラン両者は進入から注目。もちろん海野、平山も要警戒。

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