【ボート】GP&QCカウントダウンコラム14

 「グランプリ・SG」(20日開幕、住之江)

 ◆男子賞金2位・菊地孝平

 確かな手応えをつかみながら菊地がグランプリへ乗り込む。G12V、そして桐生のメモリアルでSG制覇。今年のマネーバトルを引っ張った。「(今年は)手応えアリです。おととしは安定感があったけど、今年の方が手応えがある」。SG2Vを達成した一昨年よりも、年末決戦へ向かう手応えは今回の方が上回るという。

 そう言いつつ、グランプリだからといって気負いはない。「(グランプリに出る)チャンスは何度でもあると思う。だから一発勝負はしない。内容を大事にしたい」。自身のレースに集中すれば結果はついてくる。そこに揺るぎない自信がある。

  ◇  ◇

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)

 ◆女子賞金2位・海野ゆかり

 この夏のレディースチャンピオン(津)を制した海野。2004年多摩川以来となる実に12年ぶりの女王戴冠劇に、「レディースチャンピオンでまた優勝できるなんて思いもよらなかった」と感慨に浸った。

 今年は序盤に調子が上がらず苦しい時期もあったが、「4月の芦屋でエンジンの出過ぎでフライングをしたけど、そこでいい感触がつかめた。リズムが良くなって、津で優勝できたことは自信になりました」と軌道修正に成功した。「平和島はあまり得意ではない」と話すが、そこはここまで積み重ねてきた実績でカバー。目指すはプレミアムG1連覇だ。

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