「阪神ＪＦ・Ｇ１」（１１日、阪神）

　人馬ともＧ１初挑戦に意欲十分だ。２２歳のホープ・城戸義政騎手＝栗東・フリー＝が、ブラックオニキス（牝２歳、美浦・加藤和）で大舞台に臨む。デビュー以来７戦連続でコンビを組んでおり、７日の最終リハにも騎乗。「この馬のいいところは競馬が上手で、どんなレースでもできるところ。栗東に滞在していて今はイレ込みも問題ないし、具合も良さそうですね」と楽しみにする。

　１３年のデビュー以来、夏は北海道を主戦場にしており、その縁で岡田牧雄オーナーや加藤和師にかわいがってもらっている。「Ｇ１にも乗せてもらって感謝しかない。初めてですが、ワクワクしています。馬のリズムを大切に乗りたい」と力を込める。人馬の絆を力に変えて、大仕事を狙う。