【阪神JF】初G1でも木幡初リラックス

 「阪神JF・G1」(11日、阪神)

 21歳の若武者が大舞台に挑もうとしている。今年はここまでデビュー3年目で自身最多となる18勝をマークする木幡初也騎手(21)=美浦・鹿戸。阪神JFに登録している自厩舎のエムオービーナスが、1勝馬同士による7分の6(7日時点)の抽選を突破すれば待望のG1初騎乗がかなう。

 「新馬戦の前から乗っている馬なので変な緊張や気負いはありませんよ。いい結果を出せるように、レース自体を楽しめるように頑張りたいです」と本人はリラックスムード。デビュー2戦で手綱を取って2、1着だが、入厩当初に抱えていたゲート難を二人三脚で辛抱強く矯正してデビューまでこぎ着けた苦労がある。それだけに人馬の絆は深い。

 阪神も初参戦になるが、「他のジョッキーに聞いたり、下見をしたりします。鞍上が気負い過ぎるとテンションが上がってしまうので落ち着いて誘導したいですね」。新人騎手として目覚ましい活躍を続ける弟・巧也に負けていられない。G1舞台で存在感を存分にアピールしたい。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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