【競輪】レインボーA級Fは吉本哲郎が1着 佐々木孝司、鷲田佳史とともに特別昇級
「岸和田キング争覇戦・G3」(6日、岸和田)
最終日(6日)9Rで行われた「レインボーカップA級ファイナル」は、吉本哲郎(37)=広島・84期=が直線で伸びて1着。2着の佐々木孝司(青森)、3着の鷲田佳史(福井)とともに、7日付でS級2班に特別昇級することが決まった。
レースは日当泰之(青森)が打鐘(残り1周半)前に内を抜けて先行態勢に入る。別線の仕掛けを封じながらグングンと加速。日当マークの佐々木が最終3角から外を踏み、先頭に出たが、佐々木を追った吉本が直線で内を伸びて1着でゴールした。佐々木は2着。石塚輪太郎(和歌山)マークから切り替えて、直線で中を割って伸びた鷲田が3着に入った。
同期の佐々木マークを選択したことが奏功した吉本は「前のおかげです」と日当-佐々木の青森コンビに最敬礼。続けて「今年はこれ(レインボーカップA級ファイナル)で3着までに入って、広島記念(G3=22~25日)の追加参戦を目標にやってきた。S級でも頑張ります」と笑顔で語った。