【POG】血統馬がそろった新馬戦はサロニカがV

 「2歳新馬」(4日、阪神)

 将来が楽しみな血統馬が集まった一戦は、ディープインパクト産駒サロニカ(牝、栗東・角居)が1番人気に応えて快勝した。好スタートからスッと2番手に陣取ると、他馬が絡んできても折り合いは十分。直線に向いて鞍上の川田がエンジンを点火。残り1Fで先頭に躍り出ると、4番人気レッドリボンの追撃を1馬身半差抑えて悠々とゴールした。芝1600メートルの勝ちタイムは1分37秒2。母サロミナは12年の独オークス馬。ハイレベルな牝馬戦線にまたもや新星が現れた。

 勝利に導いた川田将雅騎手は「レース自体は2番手からスムーズでした。ただ、直線では外に逃げたり幼さを見せていましたね。そのへんはこれから使って良くなってくると思います」と今後に期待した。

 なお、2着から1馬身3/4差の3着には逃げた9番人気のテンペスト。ホエールキャプチャの全妹で2番人気のカウントオンイットは4着だった。

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