【ボート】若松周年は茅原悠紀が優勝 GP出場圏内の賞金ランク17位に浮上

 「全日本覇者決定戦・G1」(8日、若松)

 1号艇で人気を集めた茅原悠紀(29)=岡山・99期・A1=がインから危なげなく逃げて1着。G1は2015年5月津周年以来3回目、通算31回目の優勝を飾った。2、3着に平本真之(愛知)、菊地孝平(静岡)が入った。

 逆境をはねのけて、茅原がグランプリ出場へ望みをつないだ。勝ち取ったインから、コンマ09のトップS(スタート)を決めて、1周1Mを堂々と先マイ。盤石の逃げでライバルたちに隙を一切与えず、Vゴールを駆け抜けた。レース後は「今までで一番うれしいG1優勝かもしれない」と喜びを爆発させた。

 「SG・チャレンジカップ」(22~27日・大村)はF(フライング)休み。賞金ランキング18位以内に浮上するには、今節で優勝が必須となる大勝負だった。追い込まれた立場ながらも、2節前の当地一般戦で優勝を飾った40号機を再び手にすると、抜群の機力に仕上げ、最後までシリーズ主役の座を譲ることはなかった。

 優勝賞金900万円を獲得し、賞金ランクは17位に浮上。3年連続となる「SG・グランプリ」(12月20~25日・住之江)出場も見えてきた。次節の「G2・モーターボート大賞」(13~18日・芦屋)は最後の挑戦。「次のG2はすごく大事になると思う。気を抜かず、やる気まんまんで行きます」。さらに勢いを加速させ、グランプリ出場をつかみとる。

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