【天皇賞・秋展望】海外G1・2勝馬モーリスとエイシンヒカリが初対決

 「天皇賞・秋・G1」(30日、東京)

 今年は海外で活躍した馬がそろった。中でも中心は昨年の年度代表馬モーリスだろう。15年香港マイル、今年のチャンピオンズマイルと香港でG1・2勝の実績。その後、国内では安田記念、札幌記念で2着とVこそ逃しているものの、質の高いパフォーマンスを見せてきた。橋本助手は「1週前追いは長めからしっかりとできた。順調な調整過程」と状態の良さを強調する。

 エイシンヒカリは日本では1年ぶりの競馬となる。昨年の香港Cを制し、今春にはフランスのイスパーン賞をV。海外G1で存在感をアピールした。年内の引退が決まっており、今回が日本でのラストラン。パートナーの武豊は「世界トップレベルの実力を日本のファンに見せたい」と昨年9着に敗れた舞台でリベンジに燃える。

 安田記念(11着)以来の実戦に臨むリアルスティールも海外G1のタイトルホルダー。今年のドバイターフで念願のビッグタイトルを手に入れた。態勢が整わず毎日王冠を直前回避した経緯は気になるが、軽視はできない。

 東京の重賞を連勝中の紅一点ルージュバック、連覇を狙うラブリーデイ、昨年準Vのステファノス、毎日王冠2着馬アンビシャスにも要注目だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス