【POG】注目の新馬戦はベストアプローチV!トゥザクラウンは9着

今年の『伝説戦』を制したのはベストアプローチ(中央)=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「2歳新馬」(23日、京都)

 素質馬ぞろいの注目の新馬戦を制したのは3番人気のベストアプローチ(牡、栗東・藤原英)。序盤は中団で脚をため、直線はしぶとい伸び脚で前をとらえた。芝2000メートルの勝ちタイムは2分2秒1。父は08年の英ダービー、英愛のチャンピオンSを制したニューアプローチという英国産馬。勝利に導いた川田将雅騎手は「攻め馬通りの内容で、期待通りの走りでした。まずは勝ち上がってくれて良かったですね」と能力を評価した。

 なお、3/4馬身差の2着は外を猛追した7番人気のアドマイヤローザ、さらに首差の3着は6番人気アオイテソーロが逃げ粘った。1番人気の良血馬トゥザクラウンは、2番手からレースを運んだが直線入り口で手応えが一杯。最後は流すようにして9着に敗れた。クリストフ・ルメール騎手は「いい馬だけどね。途中息が入らなかったね」と話した。

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