【ボート】毒島誠が徳山G1で大波乱V 大外から豪快なまくり差し

 「徳山クラウン争奪戦・G1」(14日、徳山)

 毒島誠(32)=群馬・92期・A1=が6コースから豪快にまくり差して、今年初、通算では6回目のG1制覇を成し遂げた。2着は5号艇の原田幸哉、3着には3号艇の魚谷智之が入り、3連単5万9350円の高額配当で大波乱の決着となった。

 今年も10月になって、毒島がようやくG1初優勝を果たした。「少しあせりもありましたが、本当にうれしいです」。昨年のG1は優出7回でV3と大活躍。桐生、宮島と記念連覇した同9月以来、約1年ぶりの栄冠だ。

 待ち望んでいた勝利は、無心のターンでつかみ取った。枠なり3対3の6コースから発進すると、1Mは逃げる坪井、差す古賀の内をまくり差し。「展開が空くかなと思ってハンドルを切ったら、たまたま行けた。正直、よく覚えてません」。BSで競り合った坪井を2Mでさばくと、独走態勢を築いてゴールした。

 優勝賞金900万円を獲得して、賞金ランキングは17位まで浮上。年末のグランプリ出場が手の届く位置まで来た。「行くつもりで頑張っているし、行かなきゃいけないと思っている」。次走のSG・ダービー(福岡)でも大幅に賞金を加算して、グランプリ出場を当確させる。

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