オークス馬シンハライトが屈腱炎 秋華賞は一転大混戦に

 オークス馬シンハライトが左前浅屈腱炎を発症、秋華賞を回避することが5日、発表された。石坂正調教師は「4日午後から左前脚に少し腫れが確認されて、5日朝の調教を取りやめた。午後からエコー検査を行った結果、腱に損傷があることが分かった」と経緯を説明した。

 同馬は昨年10月のデビューから6戦5勝。桜花賞では2着に敗れたが、オークスでG1初制覇。秋初戦のローズSを快勝し、秋華賞で牝馬2冠を狙っていた。きょう6日に滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧に出される予定。9カ月の休養を要する見込みで、石坂師は「(復帰までは)最低1年はかかるでしょう」と沈痛な表情で明かした。

 大本命馬の離脱で、牝馬三冠の最終章は大混戦の様相を呈してきた。

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