【競輪】パーキンスが外国人初のG3制覇

 「国際自転車トラック競技支援・G3」(27日、玉野)

 12Rで決勝が行われ、シェーン・パーキンス(29)=豪州=が、ブフリの仕掛けに乗って直線で抜け出し、外国人選手初のG3制覇を果たした。パーキンスの後位に切り替え、4角から外を踏んだ伏見俊昭が2着。ブフリが粘って3着だった。

 決勝は今シリーズ初のマーク戦。前を任せたブフリは7番手で周回を重ねた。そして、打鐘3角から猛然とダッシュ。パーキンスは内で粘る渡辺と併走になったが、慌てることはなかった。最終バックで踏み勝って番手を死守。最後は4角、そして直線でも後ろを確認してから、余力十分で差し切った。 日本で通算27回目の優勝。パワーだけでなく、レースを積み重ねて培った経験が、G3の舞台でも存分に発揮された。「まずは仲間とパーティーをしたいね」と笑顔。次は四日市F1(10月2~4日)に出場予定。圧巻のレースでファンを再び魅了する。

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