【ボート】117期の土井祥伍が水神祭
「マクール杯」(18日、児島ボート)
開催2日目の2Rで、土井祥伍(21)=117期・大阪・B2=が6コースまくりで1着。デビュー91走目にして初勝利を飾った。児島では初日の小池修平に続き、117期が連日の水神祭。これまでの最高着順が3着だった土井は、コンマ02のスタート一撃で初勝利をもぎ取った。
初日に小池の水神祭を目の当たりにした土井は「次は自分」と宣言。「勝つなら今日しかないと思っていた。横を見たら誰もいないので一気に締めた。途中で前日の思いがこみ上げて、こけそうになった」と2周1Mで振り込みヒヤリ。すぐさま立て直して初の1着ゴールを駆け抜けた。
117期は大阪支部が4人。上田龍星がデビュー期にB1昇進を果たし、同期のトップを走っている。土井は「あいつだけにやらせておかない」と強く意識。「児島で修平と一緒に水神祭をできてうれしかった。ずっとこの日を忘れない。調子に乗ると駄目なタイプなので、これからはターンを磨いて着順を取っていきたい」と冷静に今後を見据えていた。