【小倉日経OP】ウインフルブルーム坂路で躍動 前走の反動なし
「小倉日経OP」(28日、小倉)
1年7カ月ぶりの復帰戦を快勝。目下2連勝のウインフルブルームは24日、その反動も見せずに栗東坂路で躍動した。
大きなストライドでチップを蹴り上げ、黄金のたてがみをなびかせて風を切る。刻んだ時計は4F53秒8-12秒1。上がりに重点を置き、弾力性に満ちたフォームで坂を駆け上がった。「馬なりで最後は12秒台。良かったですね。反動もなくこれたし、今度はもっといいパフォーマンスを発揮できると思いますよ」と宮本師は笑みを浮かべる。
夏の小倉は新馬Vを果たした思い出の地。それ以来の参戦になるが、暑さに対する適応力も実証済みだ。「ここで賞金を加算して、秋につなげていきたいね」。さらに連勝を伸ばし、G1戦線に加わるための布石をしっかりと打ちたい。