【南関東競馬】ブルーチッパー鮮やかに逃げ切りV 連覇達成

 「スパーキングサマーカップ・S3」(24日、川崎)

 2番人気のブルーチッパーがスタンド前から強引にハナを奪って、最後まで追いすがる後続馬を封じて逃げ切り勝ち。このレースの連覇を達成した。中団から伸びた7番人気のバーンザワールドが2着に入り、4番人気のグランディオーソが3着。1番人気のレガルスイは直線で伸びを欠いて4着に敗れた。

 鮮やかな逃げ切りVだ。スタートから好ダッシュを決めてハナに立ったブルーチッパーは、レガルスイ、リアライズリンクスの厳しいマークを受けながらもペースを緩めず主導権を決して譲らない。

 3コーナー過ぎでリアライズリンクス、そして直線に入るとレガルスイも脱落。最後にバーンザワールドが追い込んできたが、しぶとく振り切って先頭でフィニッシュした。

 17日の黒潮盃(大井)のミスミランダーに続く重賞Vとなった森泰斗は、「かなりペースも速かったけど、直線を向いてからの勝負根性がセールスポイント。JRA勢とも互角に戦えるので、南関東代表として頑張りたい」と力強く語った。

 荒山勝師もホッとした表情。「次はレディスプレリュード(大井・9月19日)を使ってみようと思っています」と話したが、秋の最大目標は今回と同じ条件であるJBCレディスクラシック(11月3日・川崎)なのは間違いない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス