【ボート】桐生メモリアルカウントダウンコラム6

 「ボートレースメモリアル・SG」(23日開幕、桐生)

 長崎支部所属の選手がSGを制したのは、1987年の第33回モーターボート記念(当時、まるがめ)の国光秀雄が最後。ボートレースのグレード制導入は88年だから、正確に言えば長崎勢は“SG”の冠が付いた開催を誰も優勝していないということになる。そんな暗い年月に、ようやく終止符を打てる男が出てきた。下條雄太郎だ。

 昨年のメモリアル(蒲郡)でSG初優出。とにかく大舞台に強く、過去9回の出場で予選突破が実に6度もある。今年もオールスター(尼崎)から3つのSGに出場。すべて予選突破を決めており、いつビッグタイトルを手にしても不思議はない。

 前節は地元・大村のお盆開催を、11走全勝の完全V。大村代表として、これ以上ない結果を残して桐生にやってくる。施行者としては経営改善に大成功した大村ボート。今度は選手の側から、明るい光をもたらしたいところ。ホームからは最も遠い桐生の水面から、最高のニュースを届けられるか。大きな注目が集まる。

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