【競輪】岩津裕介がG1初制覇!番手まくりの稲垣をかわす

 オールスター競輪で優勝した岩津裕介(中央)
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 「オールスター競輪・G1」(15日、松戸)

 決勝戦が争われ、岩津裕介(34)=岡山・87期・S1=がG1初優勝を果たし、賞金4410万円(副賞含む)と年末に行われるKEIRINグランプリ2016(立川)の出走権を獲得した。2着に稲垣裕之(京都)、3着は地元の中村浩士(千葉)だった。

 レースは新田祐大(福島)-菅田壱道(宮城)の東北ラインが前受け。村上義弘(京都)を先頭に稲垣-岩津が続き、単騎の中村はこのラインの後位を回った。平原康多(埼玉)-武田豊樹(茨城)-木暮安由(群馬)の関東勢は後ろ攻めとなった。残り3周の時点で平原が上昇する気配を見せると、村上が早くも仕掛ける。残り2周半で先行態勢に入った。

 後続の反撃に備えて最終1コーナーから稲垣が番手まくりを打ったが、マークした岩津が最後、松戸バンクの短い直線を伸びて優勝した。

 岡山・倉敷工野球部出身の岩津は2002年にデビュー。12年のオールスター競輪(前橋)でG1初の決勝進出を決めて3位で表彰台を経験した。今回がうれしい初G1タイトルとなった。

 G1初制覇が期待された稲垣は、絶好の展開ながらチャンスを逃した。

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