「レディースチャンピオン・プレミアムＧ１」（２日開幕、津）

　プレミアムＧ１「第３０回レディースチャンピオン」が８月２～７日の６日間、三重県のボートレース津で開催される。当コラムでは６回にわたり、様々な話題を取り上げる。

　１９８７年に女子王座決定戦として創設された。第１回は１２月に行われたが、第２回から３月へ移行。第２６回からは夏場の開催に変わった。グレード制が導入された８８年からＧ２に格付けされ、００年の第１３回にＧ１へ昇格。第２８回からはレディースチャンピオンという大会名称でプレミアムＧ１となった。

　出場資格は選考期間（前年６月１日～同年５月３１日）の勝率順。ただし、出走回数１００回未満、事故率０・４０以上は除外となる。前回覇者と、昨年８月から今年５月までのＧ３オールレディースの優勝者には優先出走権が与えられる。今年も３日目までが予選で、４日目の９～１２Ｒで準優進出を競う「準優進出戦」方式で争われる。

　過去の優勝者をみると、最多のＶ３は鵜飼菜穂子、山川美由紀、横西奏恵（引退）の３人。Ｖ２は日高逸子、谷川里江、本部めぐみ、寺田千恵、田口節子。実力者がきっちり結果を出しているが、遠藤エミや松本晶恵など勢いのある２０代選手の台頭も十分可能。今年も暑さを吹き飛ばす熱いバトルが見られそうだ。