【クイーンS】テルメディカラカラ好仕上がり 鞍上に名手・ルメール

 「クイーンS・G3」(31日、札幌) 

 軽視は禁物だ。準オープンから格上挑戦するテルメディカラカラが、北の女王決定戦に照準を定めて好仕上がり。20日の函館芝では5F66秒0-37秒7-12秒1とシャープな動きを披露し、目下の出来の良さを伝えた。

 以前は使い減りするタイプだったが「けさで470キロ(前走時は460キロ)。栗東から入念に乗り込んできたが、全く減らなかった」と間宮助手。4歳夏を迎えて、馬体に実が入ってきた。

 母は8歳にして09年阪神牝馬Sを制したジョリーダンス。今後の飛躍が楽しみだ。「これで負けたら仕方がないと言える出来。来年のヴィクトリアマイルを目標にしているので、ここらでいい競馬をしてほしい」と仕上げ人。名手・ルメールとのコンビが非常に不気味だ。

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