【ボート】松井、田中、太田の地元最強トップ3がシリーズけん引

 「太閤賞・G1」(26日開幕、住之江)

 過去10年で地元勢がV6。やはり地の利がある地元勢がシリーズを引っ張る可能性が高い。10人が参戦するが、中心となるのは松井、田中、太田のトップ3。

 今年のG1戦線では、それぞれ1回の優勝歴(松井・1月尼崎周年、田中・2月住之江周年、太田・4月三国周年)。各地で存在感を大いに誇示している。松井は6月鳴門周年、田中は直前のオーシャンCでF。そこは少々割引材料となるが、勝手知ったる地元なら話は別か。エンジンを仕上げて、巧腕を発揮するとみる。太田は住之江G1は4度のVがあるが、意外にも太閤賞は未冠。そろそろの思惑があって当然か。

 丸岡、湯川の同期コンビも、もちろんVを意識してのスタンバイ。太閤賞はそれぞれ1回の優勝実績。ともに2度目の戴冠を狙う。

 遠征陣も豪華キャストがそろった。地元勢にとって最大の強敵になりそうなのが、昨年の当地グランプリ覇者である山崎。6月蒲郡グラチャンを4コースカドまくりを決めV。夏場へ向けペースアップに成功している。

 歴代の太閤賞覇者に名前を連ねる井口も住之江での実績は抜群。06年でG1初Vを飾った思い入れのある水面。参戦するたび優出を外さない安定感が光る。実力派の辻、瓜生、浜野谷も住之江ではSGVの実績を残している。攻守に隙のない手腕でV戦線を盛り上げるはずだ。峰、桐生もV戦線には欠かせない。峰は田中同様にオーシャンCでのFが懸念材料となるが、能力の高さは申し分なし。

 伏兵どころでは、篠崎、馬場に注目。篠崎は一般戦、G3で住之江は3回の優勝歴。馬場も住之江G1は2回の優出歴を残しており、仕上がりが五分以上なら好戦にも期待できそうだ。

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