【宝塚記念】シュヴァル不気味だ

 「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 好気配が漂う。天皇賞・春3着のシュヴァルグランは22日、栗東CWで主戦・福永を背に追い切り。クラリティスカイ(4歳オープン)を後方から追走し、馬なりながらしっかりと食らいつく走りでフィニッシュ。6F82秒2-37秒8-12秒5をマークした。

 福永は「体つきが随分変わって、いい筋肉になってきた」と高評価。友道師は「時計的にいつもの感じ。追いだして反応も良かったし、追い切りも動けるようになってきた」と仕上がりに胸を張る。

 年明けの日経新春杯は2着。「あそこで叩いて、在厩調整していた辺りからすごく良くなってきた」と指揮官が振り返れば、鞍上も「うまく成長を促して、大事に使っていたからじゃないかな」と古馬になってからの成長に目を細める。

 今回の舞台である阪神は、重賞初タイトルとなった阪神大賞典を含めて〈3・1・1・1〉と好相性だ。「どこからでも競馬ができる。力のいる阪神がいいのかも」と林助手。陣営から漂う好気配と鞍上の手応え。大一番を前に、不気味さが増してきた。

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