【POG】アンジュデジールついに初陣
「新馬戦」(25日、函館)
函館に入厩している2歳馬の中で、ひときわ目立つディープインパクト産駒アンジュデジール(牝、栗東・昆)が土曜函館5R(牝馬限定・芝1200メートル)で初陣を迎える。入念に乗り込みを続け、追い切るごとに動きはグングンと良化。満を持しての出走だ。
初時計となった8日の函館Wでは5F69秒8-12秒7。同じ2歳馬と併せて1馬身遅れたが、「息遣いなどはまだまだの印象だが、大外を回りながら、この時計を出せるのだから能力はありそう」と昆師。そして1週間後の芝では四位を背に、豪快な動きでパートナーに2馬身先着。ラスト1F11秒6とさすがの切れ味を繰り出した。
「牝馬としてはおっとりした性格。もう少し前向きさが欲しいけど、あと1本追い切れば良くなるでしょう」と指揮官。デビューに向けて着々と態勢は整っている。初戦Vから出世街道へまっしぐらだ。