【青葉賞】プロディガルサン満を持して

 ディープインパクト産駒の大器プロディガルサンが、クラシックに向けて動き出す。全兄は皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着と昨年のクラシックで活躍し、今年のドバイターフでG1初Vを達成したリアルスティール。スケールの大きい良血馬だ。

 今春は弥生賞から皐月賞へのローテーションが組まれたものの、左後肢に球節炎を発症したため、ここまでじっくりと待っての出走となった。佐藤助手は「症状は軽度だったが、無理はさせたくなかったので復帰をここに切り替えた」と経緯を説明。皐月賞をパスし、万全の状態でダービー(5月29日・東京)へ向かうための手段を選択した。「休ませて全体的に良くなったし、乗り込んでいるので息もできている」と状態の良さを強調する。

 あくまでも目標はダービーとなるが、「能力の高い馬。久々でもやれると思っている」と同助手は意欲満々。ダービーと同じ舞台の前哨戦で存在感を示し、本番でぶつかる皐月賞組にプレッシャーを与える。

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