【クイーンC】フロンテア安定感増す

 「デイリー杯クイーンC・G3」(13日、東京)

 いい波が来ている。7日に岡部元騎手、武豊、横山典に続く史上4人目、現役では3人目となるJRA通算2400勝を達成した蛯名が、フロンテアクイーンとのコンビでデイリー杯クイーンC制覇を目指す。

 自身のメモリアルVについては「自分のやれることをやってきた結果であり、これからもやり続けるだけ」と淡々と語るが、相棒の話になるとトーンはアップ。「以前は幼さがあり、いろいろと大変なところもあったが、ここにきて良くなってきた。安定して力を出せるようになっているね」と成長ぶりに目を細める。舞台に関しても「東京は合うと思うよ」とプラスに捉えている。

 2歳女王メジャーエンブレムなど強敵がそろうが「この馬にとってはいい力試しになる」と気後れは見られない。99年ウメノファイバー、10年アプリコットフィズ、14年フォーエバーモアで勝ち、武豊と並び現役最多の3勝をマーク。区切りの勝利を挙げた関東のベテランが、相性抜群のレースで華麗な手綱さばきを見せる。

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