【フェブラリーS】リッキー3連覇へ

 「フェブラリーS・G1」(21日、東京)

 昨年度の最優秀ダートホース・コパノリッキーが10日、栗東CWで実戦さながらの3頭併せを行った。序盤はゆったりと入り、内ザイディックメア(4歳500万下)、外トウシンモンステラ(6歳オープン)に挟まれる形で直線へ。外からトウシンが迫ったが、力強く伸び返して最先着を決めた。

 タイムは5F70秒0-39秒3-12秒4。騎乗した小崎(レースは武豊)は「全体時計は出ていないけど、外からかぶせられた際にハミを取って、いい動きをしていた」と納得の表情。村山師は「若干、太め残りかな。でも、毛ヅヤはいいし、来週しっかりやって息をつくれるように」と及第点のジャッジだった。史上初のJRA・同一G1・3連覇に向けて着々と態勢を整えていく。

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