【きさらぎ賞】ダイヤモンド余裕の先着

 「きさらぎ賞・G3」(2月7日、京都)

 無傷V3を狙う良血馬が力強く先着を果たした。27日、サトノダイヤモンドは栗東CWで6F85秒3-38秒9-11秒6。先行して一杯に追われるトーセンスターダム(5歳オープン)、サトノダイレンサ(4歳500万下)に、余力残しの手応えでそれぞれ半馬身、4馬身半先着した。池江師は「動きは良かった。動けるようになった」と納得の表情を見せた。

 過去2戦をともに楽勝している内容から、クラシック候補との呼び声が高い。「ディープインパクト産駒でも燃え過ぎないところがいい。大人びていて、無駄な力を使わない」と師が強調点を挙げれば、ルメールも「とてもいい馬。いい体をしているし、しまいの脚がいい。メンタルも強い」と褒めちぎる。

 13年当歳セレクトセールで2億3000万円(税抜き)で取引された高額馬の目標は、もちろんクラシック。まずは初タイトルを獲得して、G1の舞台へと突き進む。

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