【エ女王杯】ヌーヴォ「最高の状態」
「エリザベス女王杯・G1」(15日、京都)
岩田が2週連続、ヌーヴォレコルトの追い切り騎乗に駆けつけた。最終リハは11日、美浦Wで単走。道中セーブし、1Fだけ軽く仕掛け5F69秒6-38秒8-12秒2を計時した。斎藤誠師は「道中リラックスさせ、しまいだけ伸ばせ」と指示。ゴール後もスピードを緩めなかったのは、反応の良さを感じたからこそだ。
岩田は「志願して2週続けて乗せてもらった。タイムではなく中身の濃い追い切りができた。去年より幅が出たし、最高の状態で迎えられる。秋華賞、エリザベス女王杯と2着が続いた悔しさを繰り返すわけにはいかない」と力を込める。
意気込みのほどが、ラキシス騎乗のライアン・ムーアへの対抗心に表れる。「ライアンに負けないためには、一つのミスも許されない。それ以上のレースをして勝つという気持ち」ときっぱり言い切った。