【天皇賞】小島Vへ精鋭2頭出し

 「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

 秋の中距離王決定戦へ、小島太厩舎が魅力十分の2頭を送り込む。ディサイファは今年重賞で5戦2勝、2着1回、3着1回。12着に敗れた昨秋の天皇賞とは別馬のように成長を遂げている。ダービーフィズも夏の北海道で良血が開花した。小島太師は02年にマンハッタンカフェで春盾を制しているが、秋は00年イーグルカフェの4着が最高。ただ、騎手時代には秋も2勝しており、今回勝てば史上4人目の騎手・調教師双方でのVとなる。

 充実度という点ではメンバー屈指の2頭を擁して、小島太厩舎が盾獲りを狙う。エース格はディサイファだ。毎日王冠4着をステップに臨んだ昨年は12着完敗と歯が立たなかったが、当時はG31勝馬という身。対して今年は中日新聞杯と札幌記念を制し、前走の毎日王冠も2着と1年の月日を経て格段に戦力をアップさせている。

 「前回は余裕を残した仕上げ。使ったあとは思い描いた通りに良化して、いい感じ」と小島良助手は笑顔を見せる。確かに前走は4キロ増の馬体で盾本番に“お釣り”を取っておいたなか、馬群を割って皐月賞馬イスラボニータ(3着)にきっちり競り勝った。「去年とは違う。考えていた以上に伸びしろがあって、負けん気が強くなっている。昔は馬込みに入れなかったが、今は時計勝負にも対応できているからね」と前向きな言葉を並べる。

 一方、函館記念で待望の重賞初制覇を果たし、札幌記念でも3着に奮闘してサマー2000シリーズの覇者に輝いたのがダービーフィズ。実績的には格下ながらも、父は東京巧者だったジャングルポケットで、近親に10年覇者ブエナビスタなどが名を連ねる血統背景はスケール感がある。

 「ここ2戦、岩田騎手(今回はC・デムーロ)が乗って馬が変わった。調教でも馬がピリッとしていて、すごく前向き。状態はディサイファにも引けを取らない」と力強い。86年サクラユタカオーに95年サクラチトセオーと、騎手時代にトレーナーが2度射抜いた秋の大一番へ、陣営は手応え十分に送り出す。

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