【京都大賞典】ミロティック衰えなし

 「京都大賞典・G2」(12日、京都)

 宝塚記念13着からの巻き返しなるか。夏場を休養に充て、立て直されたカレンミロティックが好ムードを漂わせる。「調教をやるごとに良くなっていますね。まだ体には若干の余裕はあるけど、十分に力を出せる態勢だと思う」と高阪助手は仕上がりに胸を張った。

 7歳馬ながら、肉体的な衰えは感じさせない。今春は阪神大賞典で4着、続く春の天皇賞ではゴールドシップに0秒1差の3着と奮戦した。宝塚記念は大敗に終わったが、「スタートで挟まれ、後ろからの競馬に。(天皇賞・春で)3200メートルを走った疲れが尾を引いていたのもあるだろうし、本物ではなかった」と“参考外”を強調。ここで真価を発揮したいところだ。

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