【POG】ミュゼリバイアサン好馬体

 「新馬戦」(5日、福島)

 “ミュゼ”の冠で知られる高橋仁オーナー&黒岩師のコンビで思い浮かぶのはミュゼエイリアン。今年の毎日杯を制してクラシック路線に駒を進めた。その先輩と同じ福島芝1800メートル戦(日曜5R)でデビューするのがミュゼリバイアサン(牡、父インテンスフォーカス)だ。

 「ケイコでは軽い走りをするし、スケールは大きい」と黒岩師はうなずく。父はデューハーストS・英G1の覇者。日本ではなじみのない血統だが、バランスの取れた好馬体が素質の高さを物語っている。「デビューに向けて昨年のエイリアンと同じようなメニューで調整しているが、楽にこなしている。2歳のこの時期での比較ではエイリアンより上かもしれない」と素質の高さを評価する。

 先輩と同じくデビューVを狙う。「いいものを持っているのは間違いないので、初戦から楽しみ」とトレーナー。素質馬がみちのくのファンを沸かせる。

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